採用情報
先輩スタッフの声
岡崎康一・入社31年目・新卒採用
入社30年以上の古株は、工場長として現場を任されています。
工場長として現場を任され、役割を果たせているかなと感じています。
すでに入社から31年目となる古株で、今は工場長という役職で現場を任されています。工場長というと指示を出すだけの役職のように見えるかもしれませんが、仕事の内容は現場の進捗や安全の管理、仕事の段取り、そして技術継承などやることはたくさんあります。
ずっと現場でやってきたので、こうやって現場にいろいろな形で関わることが性に合っているという気もしています。
藤井鋼業には、知り合いが勤めていたという縁が入社のきっかけでした。実は入社した時の年齢が15歳と、人よりかなり若いのですが、「夜間学校に通いながらでもいい」と言ってもらえたことでお世話になりはじめて、今で31年目となりました。これだけ長く勤めてきたことが何よりの証拠だと思っていますが、藤井鋼業という会社は自分の居場所だと思っています。会社から期待してもらっていることも感じますし、「優秀な部下」も育ってきていることを実感できるので自分の役割が果たせているかなぁと実感できていますね。
「昨日よりきれいなものを作ろう!」の精神で技術の継承に奮闘中。
うちの工場には若い人にまじって、外国からの研修生もいます。今はベトナムとインドネシアから若い人がやって来ているのですが、彼らは日本人に負けないくらい真面目に取り組んでくれていて、工場の中でも欠かせない存在になっています。こうした人たちは3年の研修期間を過ぎると本国に帰ってしまうので非常にもったいないと感じてしまいますが、そんな人たちも含めて若い人たちに技術を継承していくことが今の私にとって取り組むべき課題です。
人に物事を教えることは決して簡単なことではありませんが、それがうまくいった時は自分のことのように嬉しくなるので、ちょっとした親心のようなものもあるかもしれませんね。
これから藤井鋼業での仕事をお考えの方には、やる気の大切さをお伝えしたいです。誰でも最初はゼロですが、やっていくごとに人それぞれの差が出てくるのはやる気の差だと思っています。入社の時点で何ができるかが大切なのではなく、もっと大切なのはやる気です。やる気があればどんどん仕事を覚えて一流の人になっていけるはずですから。私がいつも工場のスタッフに言っている「昨日よりきれいなものを作ろう!」の精神で一緒に頑張っていきましょう。
渡邊和明・入社23年目・新卒採用
作図したものが製品になる仕事は、
まるでジグソーパズルのような作業です。
就職氷河期に受け入れてもらった縁で、すでに20年以上が経ちました。
私が大学卒業を控えて就職活動をしていた時期は、ちょうど就職氷河期と言われていた時でした。今では考えられないほどの就職難で、せっかく大学を出ていても仕事がないという人が珍しくなかったのです。高校生の頃に知り合いのツテで少し働いたことのある藤井鋼業に働きたいと打診をしたら、快く受け入れてくれたというのが入社の経緯です。
あの時はこんな縁すらなかった同級生がたくさんいたので、私はまだ恵まれていたと思います。
そこから20年以上の歳月が流れ、今はもっぱら図面作成の業務を担当しています。学生時代に建築や製図を学んでいたわけではないのですが、情報処理の道を目指していたこともあって今の職業に縁がありました(本当はそんなに似てないんですけどね)。工場で鋼板を溶断加工する際に使用するデータを作成するのが主な業務で、私が作成した図面がそのまま製品の形になるという「責任重大」な仕事でもあります。
まるでジグソーパズルのような仕事を楽しめるかがポイント。
この仕事の難しさは、溶断加工用のデータを作るにあたって提供される情報が一定ではなく、そこからちゃんとしたデータを作らなければならないところだと思います。この時代であっても、時には手書きでやって来ることもあったりしますが、それをデータ化していくのは腕の見せどころと言えそうです。
腕の見せどころは、ほかにもいろいろとあります。材料をいかにムダなく溶断加工していくようにデータを作成するかというのは、まるでジグソーパズルを作るような作業です。こういう作業に面白さを感じる自分に、この仕事に対する適性を感じてしまったりもします。
楽な仕事などないのですから、「センス」か「努力」のどちらかを発揮することがこの仕事で成功する条件だと思います。センスは天性に近いものですが、努力は誰でも努力してスキルを手に入れることができます。努力、しんどさを楽しいと感じられるかどうかは、キャリアアップをしていくうえでも大きな意味があるでしょう。できなかったことができるようになった喜びを積み重ねていけば、きっとこの仕事のプロになれます。
水谷由季子・入社1年目・中途採用
「鉄は男の世界」と言われますが、
そこで女性ならではの能力を発揮できるところはたくさんあります。
「男の世界」で女性にできることを発揮して頑張っています。
まだ入社1年目の新人ですが、前職も同じ分野で働いていましたのでこの業界自体には若干の予備知識があったうえでの転職でした。現在は受けた注文をデータに起こし、日時や配送の調整や段取りなどを行っています。
私は女性なので、その立場から見て「鉄の世界は男の世界」だと感じることが多くあります。
これは良い意味でも悪い意味でも両方を含んでいるのですが、その世界で仕事をするうえでの難しさはあると思います。何といっても職人肌の人が多いので、そんな人たちとのコミュニケーションには最初は面食らう人もいるかもしれません。しかし、その一方で「男の世界」にいる女性なので、わからないことを聞けば親切に教えてくれますし、同じことをお伝えするのでも男性だと怒られるのに女性が伝えると何とかなることもあるんです(笑)
お客様から覚えてもらって「有名人」を目指し中です。
私にとって今の課題はスピードアップだと思います。職人肌の人が多い世界だけに問い合わせがあったことに対するコールバックの速さも仕事の品質として見られがちです。そんな世界でスムーズに仕事をしていくには何が必要かを考えながら工夫をしています。
もうひとつ、お客様から「いつもの人」と覚えてもらうことも大切だと感じています。何度も同じ方からの電話応対をしていると次第に覚えてもらえて、そうなると仕事がとてもしやすくなります。これからも円滑なコミュニケーションを心がけながら「有名人」を目指したいと思います。
私以外の仕事も含めて、藤井鋼業での仕事は自分の仕事が目に見えるのが特徴です。しっかりやればそれが目に見えるので、働いた実感や成果がモチベーションを高めてくれます。大きな会社での分業とは違って、自分が仕事を動かしていることも実感できるので、必要とされる喜びもありますよ。